リノベーションで風呂の間取りを変える場合、基本的には大掛かりな作業工程になるという事をまずは念頭に置きましょう。
浴槽を含むユニットバスはサイズが様々で、マンションである場合のリノベーションは注意が必要です。
一戸建は自身の所有ならば、間取り自体を変える事は自由ですが、マンションは区分所有であり、部屋など大掛かりな変更を伴うものは、管理組合などに工事の申請等を行わなければなりません。
また、規格外のユニットバスや工事内容の場合は、承認がおりない事もあります。
通常のユニットバス等の交換は、1週間もあれば工事完了できるようですが、場所や排水の位置なども丸ごと変えてしまうとなると、他の箇所の修正工事が必要となる為、工期の日数も長くなります。
料金は、入れ替える商品によっても異なりますが、作業代金や出張料金、人件が何人かかわったかによっても変動しますので、見積もりは複数社に依頼する事がおすすめです。
その際に、規格やどこまでの範囲までリノベーションとして可能であるかは、依頼する業者に予め下見をしてもらい、色々な提案を受ける事がおすすめです。
リノベーションはリフォームとは異なり、今ある部屋の機能をアップさせて、以前のものにプラスアルファを加えて新しく作り直すことです。
台所やお風呂、リビングなどに行う場合がほとんどですが、最近は玄関にも実施するケースが増えています。
以前は家に入って靴を脱ぐスペースという位置付けでしたが、お客さんが家の中に入って最初に見る場所として、住んでいる人の個性を表すようにリノベーションすることも増えています。
最も多いのが間取りを大きくして設備を新設するケースで、靴以外の趣味で使うものサーフボードや釣り竿などのアウトドア関係のグッズを保管するスペースを作ったり、飼っている愛犬のくつろげるスペースや猫が自由に出入りできる扉などを新設する場合もあります。
他にも天井を高くしてあえてコンクリートをむき出しにしたり、照明を工夫して暗めの玄関から伸びる廊下に奥行きを出したアート性を加えるなどの方法もあります。
住んでいる人の個性を強調して楽しむ方が増えています。